2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

あたたかな、はいしょく、きみのかたち

きみをかたちづくるものを、だんだんおもいだせなくなる きみはあまいいろをしていたような、そんなきもするけど、とんでもなくあたたかかったような せんが、つながらず、きみがぼやける

どんなにつないでも

断片的に、きみの動きをつなげて、ひとりあそびをしても、やっぱり本物にはかなわない、きみは無敵だ、アルコールとたばこ、それを体に取り入れて、きみを今日は払拭しようとしても、やっぱりきみがほしい、きみは無敵だ もったいなくて、電話を切れないよ

これは、なんてゆうか、とても、あいたいとゆうこと

まいにちに、きみがいないので、きのうもねるまえにさみしいなとつぶやきました、どらまみたいで、はずかしい

ねむる

すんすん、すんすん、きみのねむる背中 じくじくこころがしぼまって、りょうてをひらげてかたをだきしめた そしてふっふ、ふっふとねむけがやってきて、あとはきみのせなかでねむるだけ なんてじょうとうなあんどでしょう

やさしいふれかた

頭と、首と、肩と、お腹と、膝と 目の前の、きみは、やさしい四角い手を持っているようで、その手を頬にもっていってそんで舐めてみたら、しょっぱかった 甘い味でもしてるのかと思ったんだけど、皮膚はあたしのと一緒だった、げーとゆったきみの顔も舐めて…

とおくなくて、ちかくても、かんじない

まってた、とゆわれた、こたえらんなかった、ふがいないにちじょうにひっしなあたし またしばらくの、きみとのさよなら

おもいえがく、てと、てと、めのまえのねおん

あいにゆけばよかったとおもう今日 高揚感と人肌と温度ときみの湿度 あたしは適度な心地にカビました みどりいろしたあたし、しろいきみ、まじわって、うすみどり、はるのいろ 窓の外は季節感のないネオン、熱したきみ、静かな寝息、鳥肌 あいにゆけなかった…

かこわれた、せまいくうかん

はいごからかこわれた、なんてここちのいいくうかん、きゅうかくはきみのにおいでいっぱいです ようふくのはたはたゆうおとと、ねむいとゆうちいさなこえと、それだけがぷかりとういたくうかんです まわりのきょうきじみたさわぎごえなんて、どうでもいいき…

せかいは、きみで、いっぱいで、おかしいです

かわいいといわれたい、きみがそばで、ぽそりとつぶやいてくれたらそれだけで、あと1週間はしやわせであたたかで、みたされて、もうあたしのからだのなかのせかいはきみがきみで、いっぱいです、となりでひだりてでもにぎってくれてたら、さいこうです

くちもとは、とても、かわいくて、ゆめごこち

くちもとがとてもすてきにうごくなとおもってじっとみつめていたらとんでもなくちかづいてしまったのでとりつくろうようにきすをしてしまったのですがとつぜんのことにおどろいてふきだすあなたのくちもとはやっぱりしごくかわいかった ほしくなってずっとみ…

無題

きみのやわらかいはなしかた、やわらかくすこしたかいこえ、おさえぎみのわらいかた、ぜんぶがぜんぶ、あたしをつきさします、けど、それをきみはしらないでいいです けど、おしえてあげないから、ずっとそうやってゆったりはなしてください、こぼさないよう…

むこうの、くうき

でんわでたくさん「ごめんね」とゆうきみがとてもかわいかったのでなんでもない風にわらってしまった だけど、そんなことよりも、たまらなく会いたくなってしまってねれなくなった、真夜中のじっとりぬれたくうきがまどからはいって、あたしはきみをかんがえ…

よる、でんしゃのまど、きみからのめーる

信号機と電気街の光がびろろんのびて、それなりのスピードで電車はあたしを運んでくれますが、まだまだきみまでは遠いいようで、なぜだか泣きたくなる、『もうすこし』『いいよまってるから』『待たせてるのいやだな』『いいってまってるよ』『トイレにいき…

あわい、ちいさなちいさな、きたい

きょうは静かにおちついて、ふぅふぅと息をして、あせらずにすごしていれば、明日はきみにあえる、ほねばった四角い手があたしをつかんで、なでてくれるでしょ、しっかりと両手で、ばかみたいにふにふにのあたしの手を、きみは笑いながらつつむでしょ、そし…

いみのないことば

嘘でもいいので、すきめいたことをゆって欲しいな、と、隣で黙々と考えていたのでした これはまた不毛な気持ちであたしは君の、隣で今日も愛しいなとそればかり膨らませているのでした ほんとにもうきみが欲しい 黒眼がちなきみの目が、なに?、と問うてきま…

おひるどきの、なまぬるいかぜ

あたまのなかが音をたててきみをそうぞうしているようで、ほんのすこしだけくたくたによれています、あたまのなか きみの声がきょうはいちだんとあまく、ながれていて、ほんのすこしだけいやらしい色をしています、みみたぶ 「ん?」と聞きかえすきみのその…

こうふくなせいかつ

きみのことを考えてる時間でいっぱいです、あいたいなーと、さわりたいなーと、いやらしく考えていやらしくゆがむ いつもつけてる香水の匂いと、甘くてだるい喋り方、優しい手、きみの全てをこの部屋いっぱいにみたして、 ひとりあそびの幸福な時間

はいせつ

きみのとくべつに、なりたいです

[すみっこ]りぴーと

なまえをくりかえしくりかえしよばれて、どうにもすきで、くりかえしくりかえしなでた、ひふがこそばいとざらついた まいんちかんがえる、あんときのかんかく かわいい、とこぼしてしまうあたしを、むっとしたかおでみる、それはやっぱりかわいいんじゃない…

きみのこと、あめと、しめった夜

雨はうっとおしくってしめった肩や髪の毛が重たいのです、だけど、きみがよりかかる肩はほんのりと温かい ちょっとだけさいこうです雨がふって手をつないで屋根の下、ねっとりからまる水分の世界、きみは大事そうに両手で手をにぎってくれました ちょっとだ…