いみのないことば

嘘でもいいので、すきめいたことをゆって欲しいな、と、隣で黙々と考えていたのでした
これはまた不毛な気持ちであたしは君の、隣で今日も愛しいなとそればかり膨らませているのでした
ほんとにもうきみが欲しい
黒眼がちなきみの目が、なに?、と問うてきます、ただただ頬を触れてごまかしました
明るすぎる、蛍光灯の下、あたしはきみに、すきだと言えず、そのままそのまま眠ります