[日記]あたりまえのこと

今日1日の自分
きちんと前を向いていたこと、ほんとうに良かった

真夜中にポロリと見つけた昔々のビデオカメラのテープ、はて?というより、それは取り繕った反応でそれが何なのかは知っていたんだよ、慌てたわりには冷静に古い古い埃まみれのビデオカメラにテープをセットして再生
画面は真っ黒で、やや左よりに一筋の光の線、ぽやんぽやん滲む音はずーっと昔によく聴いていた音楽がテープののびによって幻想的になったもので、3ミリくらいの線はチカチカ光っているばかり、ふいに響く、かつて大事だった人のカツゼツの悪い、だけどよくとおるキレイな低い声
ふざける2人が3ミリの線の奥にいたりするのに、今は声だけしか届かなかったり、穏やかに笑う彼と今も昔も怒ってばかりのあたし、なんら変わらない会話、今は無い愛だなあ、なんて
テレビをビデオカメラで録画することにします、そう言った彼は今も大事なたった1人の人
ばかじゃねー、と笑うあたしは今もしっかりしてないおこりんぼ
シュールな世界過ぎて泣きました、それを引きずらなくて、ほんとうに良かった、誰にも愚痴らんくて、上出来でした
1日を終えられてエラかったよ